エリン・ドリスコルの娘という人生
24も放送開始から20年弱になります。
登場人物の中には亡くなっておられる方もちらほらいて、痛ましい限りです。
シーズン4のCTU、LA支局長のエリン・ドリスコスを演じられていたアルバータ・ワトソンさん(Alberta Watson)は2015年に60歳の若さで亡くなられています。
CTUの女性支局長は5人いらっしゃいまして、ドリスコルさんは2番目です。
なんとなく、おやっ?と思われましたかね。
カレン・ヘイズを含めないから(彼女がCTUの職員を指揮したのはCTUが移管され、CTUじゃなくなった後だから)。
パっと見でも優秀なドリスコルさん、の魅力について語り続けてもよいのですが、取り上げたいのはご家族の話です。
そう、旦那!
ではないです、出てこないし、誰だか分からないので。
娘さんです。ストーリーの中で亡くなってしまった娘さん。
マヤ・ドリスコル(Maya Driscoll)さんです。
もーひたすら母親の邪魔をしまくったと思うか、こんな娘を抱えながら仕事しているエリンは偉いと思うか、その辺は人それぞれだと思いますが、私は隣の家の小さな男の子を怖がらせたときのマヤのうれしそうな顔が大好きです。
マヤは統合失調症に苦しめられており、いろいろと深いんだか思いつきなんだか分からないことを話していました。
マヤ「私のこと愛してる?」
エリン「知ってるでしょ、もちろんよ」
マヤ「そうしたら、どうして口にだして言ってくれないの?」
とかね。
マヤを演じている役者はアンジェラ・ゴーサレス(Angela Goethales)さんです。
すごいなあと感心したのは、演じているとは思えず、こういう変わった人なんだろうな、と素直に思えたところです。
何も考えていない感情に任せて行動する人って、そう見せようと思ってやるのは難しい。
ゴーサレスさんは若いころから舞台・テレビ・映画で活躍してこられているのですが、どっちかっていうと子役のころに注目されており、ホームアローンで主人公の男の子のお姉ちゃん役をやったりします。
いや、だから24で気づくかって、気づくわけもないですけどね。
日本の芸能人で知らない人が出てくるととりあえず調べてみて、何とかさんは結婚しているんでしょうか、調べてみました!的なページが検索されてがっかりすることってあると思うのですが、アメリカでもそんな感じのページは出てきました。
それによると結婚してないみたいですね、というどうでもよいことしかわからなかったのですが。
あんまり仕事されている(というかメディアで取り上げられている)感じはしません。
惜しいなあ、すごい演技力だと私は思うのに。