How many people is he…?
シーズン2に出てくる海兵隊の特殊部隊「コーラルスネーク」。
蛇の入れ墨をしているこの集団、何かとジャックと争うことになるのですが、、、
コーラルスネークって、賢い蛇とか、どう猛な蛇とか、コーラルって言葉の意味が分からず、なんとなくかっこいいじゃんと思っておりましたが、単にコーラルスネークと呼ばれる蛇の種類なんですね。
(蛇が嫌いな人のために、画像は自粛)
そのコーラルスネークの裏切り者にジョナサン・ウォレスという人がいます。
妙に大物風情でジャックと語り合う男ですが、胸にマイクロチップを埋め込んでいたりしました。
そのウォレス、ジャックとの会話の中で、「お前は生まれながらの殺人者だって聞いてるけど、本当かい?」なんて聞いています。
ジャックじゃない人に殺されてしまうわけですが。
そのジャック、24の中で一体何人殺したのでしょう、ということを調べている人がいます。
それによれば、
最も多く殺しているのはシーズン8ではなく、シーズン6です。
なんとなく、そんなイメージありますかねえ。
私は少し意外でしたが。
最後のお父さんとの対決シーン辺りで数を稼いだのでしょうか。
あ、ファイエドとの対決も結構やってますね。
計52人です。
ちなみに、この数は、テレビを見ていてはっきりジャックが殺したことが分かる人数です。
ニーナは含まれるけどテリーは含まれないってことですね。
重症もカウントされていません。
逆に一番少なかったのは、これまた意外なのですが、シーズン1です。
なんと、一桁も狙える10人。
テリー&キムの救出でも、最後のキムの救出でも、ケガをさせて戦闘不能にはしていても、亡くなった方は少ない(その後、病院で亡くなった方なんてのはカウントしていません)ってことです。
24時間で10人、少ないかあ、改めて考えるととんでもない数字ですね。
シーズン合計(アナザー・デイを含む)では309人になります(アナザー・デイを除くと270人)。
で、さらに面白いのは、どうやって殺したか。
一番多いのはもちろん火器(銃とか)ですが、続いてナイフなどの武器、車を爆発させたりものを使ったもの、と続きます。
首を折って、というのも相当数になります。
ただ、一例だけ、まったく異なる方法があるんです。
それは、Teeth。
シーズン6の最初の方です。
あのシーン、ガブっとやって、ペッと吐き出すので人気が出ました。
もう一度、シーズン8でも終盤にやりますよね、ガブっペッ。
統計って面白いですね。
ジャック・バウアー in インド
2020年の秋から日本版が始まる24。
本家はアメリカのFOXが制作したテレビドラマです。
でね、日本より先に海外版を製作した国があります。
それがインドです。
インドって公用語が英語じゃないですか。
だから本家のアメリカ版を見て、自国版もほしくなったのでしょうか。
と思っていたのですが、結構衝撃的な話があれこれ。
まずはこちらをご覧ください。
多分、ですが、真ん中と左下がジャック・バウアー、左上がトニー・アルメイダ、右上がニーナ・マイヤーズ、右下がデイビット・パーマーなのではないか、と思われます。
役名はジャックがジャイ・シン・ロサド(読み方があっているのか不明:Jai Singh Rathod)だったりしますが。
まあ、みんなインドの人っぽいな、なんですが、
なんですが、
この真ん中の人、見たことありませんか?っていうか見覚えないですか?
インド版の24は2013年にシーズン1が放送され、インドでは大人気だったようです。
ちなみにヒンドゥー語で、私は見たことがありませんし、日本で見る方法があるのかも不明です。
ちなみに、24のシーズン8が終了したのが2010年。
ジャック役に話を戻すと、この人、アニル・カプールというインドの役者さんで、24の本編(アメリカ版)にも登場しています。
もう分かりますよね、そう、カミスタンのオマール・ハッサン大統領なんです。
えーっと、シーズン8でジャックが間に合わずに殺されてしまった、その後奥様が大統領に就任された、あのオマールさんです。
日本人の感覚だと、そんなのあり?と思いますが、まあありなんでしょう。
ちなみにインド版はCTUがATU(Anti-terrorism-Unit)です。
インド版のシーズン1はほぼアメリカ版のシーズン1、インド版のシーズン2(2016年公開)はアメリカ版のシーズン3を下敷きにしているそうです。
インド映画っていえば、登場人物が躍る(初めてインド映画を見た人が、その長さとともにびっくりするダンス)わけですが、テレビドラマだとどうなんでしょうね。
CTUって何を調べているんだっけ?
初めて24を観たときに一番、?と思ったのは、CTUって何をやっているんだろう?です。
CTUはCounter Terrorist Unitの略ですが、まあ当然、聞いたこともないはずです。
なぜなら、これ、架空の組織なので。
で、CTUはCIAの一部門という設定です。その割にはCIAの長官がCTUについて何か言ったり状況を聞いたりすることがないような気がしますが(大統領に直接報告しているイメージが強いのですが)。
アメリカの捜査機関も日本のように縦割りなようで、CTUはFBIとはよそ者同士、という意識っぽいですね。ジャックがFBIの捜査官の顔を知らなくてだまされる場面もありましたし。
アメリカの行政には日本と同じで「なんとか省」がいろいろある、くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、CIAはその外側にあります。スパイとか使って情報を集めている、みたいなイメージです。CTUはその仲間、ということになります。
一方でFBIは司法省の中にあります。日本でいえば、法務省の中に検察庁がある、というイメージでしょうか。司法省と法務省は似ています。
悪いことをすると調べて、捕まえて、裁くのが司法省です。
なんで、シーズン7では裁かれいている最中のジャックがFBIに協力したわけです。
24に登場する機関であまり重要とも思えないのに注目が高いのが国防総省です。
日本でいうところの防衛省、つまり軍隊を管理しているところです。
ヘラー、オードリーの親子がいて、ジャックも一時期在籍していました。
分かりずらいのが、国防総省と似た名前の、国家安全保障省というのがあるところです。シーズン5ではカレン・ヘイズがここの職員として登場し、CTUを乗っ取ろうとしていましたが、別の省の管轄なので、乗っ取る、という話になるわけです。
っていう外側の話以上に、分かりづらいのがCTUが何をしているのか、です。
ジャックはいいんですよ、分かりやすく、叫んで、撃って、のたうち回っているのですが、他の人たちは何をしているのか、初めのうちはさっぱり分かりませんでした。
24で脱落する人って、ここでやめてしまうのでは?と思ったくらいです。
日本の刑事モノのドラマで調べる・捜査すると言えば、まず、聞き込みですよね。
あるいは証拠を探す現場検証とか。
CTUも、よく調べて!が出てくるのですが、この調べるは話を聞くでも現場を見るでもありません(ジャックは現場を見ていることも、聞き込みに近いことをしていると言えなくもないのですが)。
大半の職員さんは、電話の記録やメールなどなどを犯罪者、テロ予備軍のデータベースと照合する作業をされています。
いや、わたし、それが分かるまで、相当な時間がかかりまして。
だって、20年も前のドラマでそんなことしているなんて、思わなくないですか?
他にもCTUはどんだけ襲撃されんだよ、とか、部屋のドアがガラス張りってアメリカではよくあるの?とか思うところはたくさんありますが、またにします。
24を観る前に覚えておきたい英単語3選!
私は英語が得意なわけではないのですが、映画も外国のテレビドラマも字幕で見るのが好きです。
役者さん本人の声を聴けるのがよいなあ、と思うのです。
たまーーーーに、セリフが字幕よりも多くのことを語っていることがあり、それが分かるのも、なんとなく英語ができるような気持になれてうれしいです。
24の場合には、英語がどうのって結構吹っ飛びがちなんですけどね。
さて、そんな吹替ではなく字幕で楽しみたいあなたに贈る、24を観る前に覚えておきたい英単語のコーナーです。
いやね、知ってる英語があると、残りの部分に集中できるじゃないですか。
あ、また出てきたっ!ってなるじゃないですか。
心配はいりません。どれも中学校で習いそうな、基本中の基本の英語ですから。
1.Now!
日本語にすると、急げ!とか、もたもたすんな!とか。ただの連想ですが林先生のいつやるの?も答えはNowですね。
で、このNow、ジャックがめっちゃくちゃよく使います。
いやね、緊迫してんすよ。爆弾が爆発しちゃったり、要人が暗殺されちゃったり、ウイルスがばらまかれちゃったり、そんな危機を救うためにジャックは奮闘しているわけですから。
イライラするのもよく分かる。
でもね、それにしても使いすぎるほどよく使われます、Now!
ジャック以外の誰かがNowというたびに、それジャックのセリフだから!と思うのは私だけではないはず。
なので、24と言えばNow!です。
今更ですが、読み方は「なーぁう!」です。
2.Go!
日本語にすると、行け!となります。
これはNowとは異なり、ジャックの専売特許、というわけではありません。
突入の合図ですからね、ジャックももちろん使いますし、カーティスだって、マイク・ドイルだって、なんならチェイスだって使っていました。
マイク・ドイルって覚えてます?あのシーズン6で、実はいいやつだったあの人。
と、まあ誰でも使うフレーズ(というか単語)ではあるものの、ジャックが使うとね、まあ一味も二味も違うのですよ、これが。
なんたって、Go!ではないですからね。
Go go go go go go go go go!!!!!!です。
いや、大げさに言っているんじゃなくて、本当にそう言ってますもん、叫んでますもん。
ちなみに発音は、「ゴゴゴゴゴゴゴゴー!」です。
3.Copy That!
やっと英語っぽくなってきましたね。
これ、ずっとなんて言っているのか分からず、やっとわかったときにはとっても嬉しかった思い出の一言です。
発音はこあぴざっ!みたいな。
Copy!といういいかもよくします。
意味は、言われたことをしっかり写した(直訳)から、了解した!です。
これもねー、まーよく使われます。
というわけで、24を観る機会がありましたらこの3つの英語を覚えてからにしましょう!
きっと、もっと楽しめると思いますよ!!
24時間、闘えますか?
2020年が24にとって大事な年である理由の一つ。
それはhuluやamazon primeでの再生回数が急増したことに留まりません。
日本版24の放送が予定されているからです。
面白いの?に関しては、もちろん観ていないので(多分、制作途中なんでしょうし)分かりません。。。
でも、でも、でも、
期待したいですよね。
シーズン1を意識してということなので、
あの人は出てこないのかー、とか、
あの人は裏切るのが分かっているからなー、とか、
あると思います!
思いますけど、そんな大方の予想をいい意味で裏切ってくれると信じています。
もうね、主人公の名前が、「惹玖 葉宇吾」みたいな当て字じゃなかっただけでもすごいことだと思っています。
唐沢さん、携帯の待ち受けをトゥトゥットゥルーに替えたことがあるってインタビューで仰っておられるし。
って日本版CTUも当然、あの音になるのかなあ。
いいんだよ、主人公が拷問しなくたって。
海外のテロが国内の政争に変わってスケールが小さくなったって。
いや、本当はよくないのだけど、いいんだと言い切りたい。
それよりも私は爽快ではなく、本当はぐちゃぐちゃ悩み、正解のない決断を繰り返す登場人物たちを見たいです。
いや、本当に楽しみで仕方がなく、コロナの影響で放送が延期されてもいいから中止にならないでほしいと心から願ってやみません。
【更新版】 出演者の現在
24はテレビドラマなので、それぞれの出演者には別の仕事があり、私生活があります。
アメリカでは映画に出演する役者よりもテレビドラマに出演する役者の方が偉くないとという話もありますが(※未確認です)、24の出演者の役者さんたちのニュースは割と簡単にネットで見つけることができます。
それぞれの役者さんたちの現在については出演者ごとに別にまとめたいと思っています。
ただ、それぞれの役者さんの現在を知る、それも近況を知る方法としてTwitterがあります。
ここでは、その状況をまとめておきたいと思います。
役名(芸名)twitterアカウントです。
■ジャック・バウアー(Kiefer Sutherland) @RealKiefer
■クロエ・オブライエン(Mary Lynn Rajskub) @MaryLynnRajskub
■トニー・アルメイダ(Carlos Bernard)@CBernardsbull ※
■カーティス・マニング(Roger Cross)@therogercross
■カイル・シンガー(Riley Smith)@RileySmith
※更新少なめ・・・
2020年はCOVID19とJack Bauerと共に
このブログにたどり着いていただいた人は今、どのような気持ちなのだろうか。
Jackとの冒険で気分が高揚してしまっているのだろうか。
あるいは逆に、不確かなる正義というものに倦み疲れてしまっているのであろうか。
あるいはまた、次の冒険に備えて心静かにと言い聞かせながらも逸る気持ちを抑えられないのだろうか。
懐かしいなあとJackのことを思い出しているのかもしれない。
私は、シーズン8まで見終わり、24ロスとでもいうべき気持ちでこのブログを書き始めました。
この3週間あまり、あまりに刺激的だった毎日が、一瞬のうちに凪いでしまって、気持ちがついてゆかないのです。何か次のことに取り掛かる気持ちになれないのです。
いや、分かっています。
今更24?
今更ジャック・バウアー?
今更CTU?
2020年の初夏、それらの言葉を全てあなたに返したい。
今、ジャックを置いて、24を差し置いて、他に見るべきことは何かあるのか?と。
私がジャックと共に過ごした時間はとても短いけれど、
いやたったの8日なのだけれど、
濃密で、忘れがたく、刺激に満ちた8日間であることは言っても言い足りない。
一人でも多くの人が、ジャックに触れてくれますように、
放送開始から20年、放送終了から10年が過ぎた今でも、役者さんの多くは
現役で活躍されていることを知ってくれますように、
そして、願わくば24の続編がまた作られますように。